「すべての子どもに、等しく教育の機会を。」経済的事情や不登校、発達障害で塾に通えない中学生への無料学習支援
活動日
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経済面や発達障害、不登校など様々な事情を抱えた中学生に対し、「みらい」の展望を思い描き、持てる能力を発揮できるようサポートするため、神戸市職員等による無料学習支援等を提供しています。
①「神戸みらい学習室」学園都市校(神戸市西区)・住吉校(同東灘区)の開催(毎週日曜日午後)。子どもの特性や事情に応じた「教室対面支援」と希望に応じた「オンライン支援」よるきめ細かな学習支援事業。
②年10回程度、大学生や社会人が、中学生に留学経験や夢、勉強する意味などを発表する「夢ゼミ」事業。
③「神戸学習支援協議会」(当団体の呼び掛けで2018年設立、神戸市内の主要学習支援10団体で構成)において、お互いのノウハウや課題等を共有し、活動の質の向上と量的拡大を目指す共同研修事業。
活動内容
「神戸みらい学習室」では、地元大学生等が全員ボランティアで講師を務めています。
神戸市外国語大学、兵庫県立大学、神戸大学、京都大学等の学生・院生、大学名誉教授や教員・塾講師経験者の社会人も在籍しています。
子どもの支援に関わりたい、ボランティア経験をしたい、教員になりたい、公務員になりたいなど、夢や目標を持った多くの大学生等が参加しています。
当団体は、講師のボランティアを随時募集しています。また、運営スタッフのボランティアも随時募集しています。参加してみたいと思われる方は、ご連絡ください。
現状の課題
①市内無料学習支援サービスの量的拡大及び質的向上
神戸市内の中学校区に1箇所設置(70箇所)を目標に、無料学習支援サービスの量的拡大及び質的向上を図るため、「神戸学習支援協議会」(当団体が呼び掛け市内10団体で構成)により情報交換や共同研修会を継続実施する。また、代表が神戸市職員として創設に尽力した市の施策「オンライン学習支援事業(300人分)」及び「学びへつなぐ地域型学習支援事業」(新規4か所設置定員80人)により、質の高い中学生向け学習を拡充してきたが、今後も量の拡大と質の確保が課題である。
②個人・法人からの寄付の拡大による財源確保
ホームページやSNSによる情報発信、マスコミへの情報提供に引き続き注力するとともに、税制上メリットがある「共感寄付」(公益財団法人ひょうごコミュニティ財団)などあらゆる手段を活用し、企業・法人に寄付を働きかける。
プロジェクトの達成目標
受講生全員が意欲的に学習し、外部模試受験で成績の見える化を図り、成績の向上を実現する。その結果、中学3年生全員が学習室に継続参加し、希望高校の入学試験合格を果たす。
当団体の活動を通して学習した子どもたちが学習の意義や勉強のやりがいを感じ取ることにより、進学後も高校中退の抑制や大学進学等に繋がり、貧困の連鎖を防止する効果だけに留まらず、特殊な環境にあった彼等こそが、社会的意義がある新たな価値を創造し、我が国の社会に大きな変化をもたらす可能性が高いことを証明してほしいと期待しています。
参加することによって学生にどんな学びがあるか
決してお金では得る事の出来ない大切なものを体験していただきます。
神戸との関わり
①代表は、神戸市職員として、福祉(生活保護)、子育て支援(待機児童解消)など様々な分野の業務を担当する中、福祉・子育ての分野において負の連鎖が様々な問題を起こしているという感覚を現場の視点から感じた。行政の限界を感じつつ、いつかこの経験を社会のために活かしたいと考えていた。
②そのような中、2017年4月に神戸市が市職員による職務外での地域貢献を促す「地域貢献応援制度」を全国に先駆けて創設したことを契機に当団体を設立し、様々な事情で塾に通えない中学生に無料学習支援事業を始めた。
③代表自身が教育投資に厳しい家庭に育ったことに加え、市の生活保護業務を通じて自立には「施し」だけではなく「学び」が必要であるという実体験(生活保護世帯が連鎖する一方、生活保護を受けないシングルマザーの子の方が頑張っている実態などを目の当たりにしたこと)が活動を始める大きなきっかけである。
活動詳細
コロナウイルス対策
対人業務に関する項目
- マスク等の着用
- 対面場所での飛沫防止
- 密にならない環境づくり
- 体温チェック
- 特に対策なし
空間について
- 入り口や施設内における手指消毒
- 換気設備または窓の開閉による清拭消毒
- 利用設備、座席等の確保
- 特に対策なし
過去の参加者の声
テレビや本を通して教育格差問題に関心を持ち、“自分が今できることをしたい”という思いから、学習支
援「神戸みらい学習室」に講師として参加しました。
さまざまな事情を抱えた中学生が来ているため、ただ勉強を教えるだけでなく、雑談もするなどコミュニケー
ションを大切にして心を開いてもらうことで、気軽に相談してもらいやすい関係づくりを意識しています。
社会課題を解決する取り組みと聞くと難しそうに感じる人が多いかもしれませんが、実際に参加してみる
と、そんなにハードルは高くありません。たくさんの学生さんに参加してもらいたいです。
窓口担当
佐々木宏昌 | |
kobeshishokuinyushi@gmail.com | |
08037825467 | |
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